毎日毎日、好きでもない、薄給の仕事を続けるのは辛い。
でも、やっと、あと一か月から二か月程度で、残り三つの誘導サイトの制作は終了となるであろう。
それで、やっと、この重荷の責務、任務、神から与えられた使命を完遂出来る。
もう、疲れた。
本当に、疲れた。
全部が完成したら、また伊勢神宮に参拝に行こうと思う。今度は、一日分の日当である7300円を奉納して、車には礼服を積んでいく。それで、前日に宿泊したビジネスホテルで着替えて、その礼服のまま伊勢神宮に行けばいいよな。でも、参拝後に、礼服で松屋で牛丼とか食べられなさそうだな。まあ、それは上着だけどうにかすればいいか。
とにかく、もう、五年以上も、ずっと、こんな調子で、己の人生の構築の為には全然生きてこなかったなぁ。
本当に、霊的知識に出会わなかったら、そしてこんなに霊的知識でもって自殺志願者を救う活動なんて一切しなければ、低いレベルではあったろうが、一通りの幸せを掴んでいたかもしれないな。
だって、この膨大なサイト制作作業に費やした時間が、まるっきり、自分の為に使用出来ていたのだからな。勿論、サイト制作をする必要が一切無かったのならば、もっと早い段階で己の人生を構築出来ていたであろう。
まあ、仕方がない。とはいえ、今はまだ35歳だ。以前に勤めていた清掃会社の人は、39歳で10歳年下の女性と結婚して、その時は65位だったが、大学生の息子が二人いるそうな。
だからね、世間がいくら私の人生が終わってると吹聴しても、やはりまだまだ希望があるというものよ。
ずっと引きこもりしていた訳ではないのだ。むしろ、死にたい自殺志願者を救う活動をずっとしてきたのだから。むしろ。誇ってもよい。
ただ、先日、今年の8月の自殺者数の速報値を見たら、前年の八月よりも、102人増えていた。先月は百数十人も減っていたのだが。本当に、どうなっているのか。
辛いなぁ。生きるのは辛いよ。何も面白いことが一切ないからな。
とにかく、一刻も早くサイト制作作業は終了させる。