今日は給与日だった。しかし、受け取った封筒の中の金が、どう確認しても、一万円足りなかった。
みんなの前で封筒を各人に手渡しするシステムなんだよなぁ。それで、受け取ったら、サインするんだよなぁ。でも、その時に、中身を確認してからサインする仕組みではないんだよなぁ。
つーか、一緒に同じ会社で固まっているから、周囲の人も手渡しで給与が入った封筒を受け取っているんだよなぁ。でも、誰一人、中身をその場で確認する人なんていないんだよなぁ。そんなときに、俺がただ一人、封筒をその場で開けて確認なんて、出来ないんだよなぁ。
そんなことをしたら、気まずいし、疑っているようで、嫌じゃん。
でも、今回、実際に、明細に記載された金額よりも、一万円足りなかった。これは俺の確認ミスではなく、絶対に元々一万円足りなかったのだ。
でも、それは車で駐車場を出て、一時間後位に、ドラッグストアの駐車場で気付いたんだよなぁ。といっても、受け取ってから十分後に気付いたとしても、そんなこと、とてもじゃないけど、言えないんだよなぁ。もうその時には、その場所には社長はいないし。まさか、電話で、「あの、一万円、どう確認しても足りないんですけど・・」なんて、言えないよ。
だから、これがあるから、手渡しは怖いんだよなぁ。ずっと昔、道路のラインを引く会社も、手渡しのシステムで、そこはたったの二か月しかいなかった短期バイトだったのに、最後の月の給与日に手渡しされて、家に帰って確認したら、一万円足りなかったんだよなぁ。それで、電話したけど、出なかった。糞ムカつく。そこは日給一万円だったから、一日タダ働きした計算じゃん。
マジで、今時手渡しって、これがあるから嫌だよ。こんなことがあったら、お互いに気まずいしさぁ。つーか、こっちが下の立場だし、もう受け取った後に電話で申告なんてしたら、「こいつ、嘘ついて一万円余分に盗ろうとしているんじゃないのか?」と疑われてしまうじゃん。
なので、言えないよなぁ。お互いに気まずいって、つーか、こっちが一方的に嫌な気分、今後、ずっと、疑いの目が発生するよなぁ。あれは故意に抜いたのか?とか、俺が最年少だから、わざと俺の封筒から誰かが一万円抜いたのか?とか、色々と疑ってしまうよ。ただ単に万札の数え間違えだとしても、こっちが申告出来ない以上、もうどうしようもない。こっちが一方的に不快・不愉快になるだけだ。
もう、早く、次の段階に進まねばならない。いつまでもこんな、毎月手取り11万円程度の暮らしなんてしていられないからな。寿命は数百年ある訳ではないし。
つーか、有給一日付けといたから、とか、みんなの前で社長は言ったけどさ、日給7500円分が追加ってさ、そりゃ、明細には追加されているけどさ、でも、一万円足りないんだから、有給が付かない状態からマイナス2500円なんだけどさぁ。
アホらしい。つーか、ここの会社は、有給って言ったって、明確な規定がないからなぁ。あんな周囲に聞こえるような感じで喋られたら、まるで周囲の人達は、俺だけ優遇されて有給を付与されたと勘違いするやん。つーか、実際には、マイナスだし。アホらしい。
こういうことがあると、途端に、良い関係も瓦解するよなぁ。結局、金の為に働いているのに、その金の計算が、こんないい加減だと、もうやる気なくす。
つーか、他の会社は、給与は振込で、明細だけ手渡しだもんなぁ。その方がいいよ。それならば、預金通帳と明細が異なれば、明確な証拠があるから、訴えることも可能だしなぁ。手渡しって、最悪なシステムだな。
とにかく、早く次の段階へ行かねばならない。