さて、自殺したら、もう自分の肉体を動かせないので、死体はそこにあるのみです。まあ、川に身投げとかなら、水の流れで動いていくと思うけど、自室で自死した場合には、大地震が発生してその建物が倒壊でもしない限り、そして誰も発見しない限り、その位置に、その死体はあり続ける。
それはとっても困ることです。自分が所有する家なら、まあ、別にいいよ。自分のだから。もう死んだ後、自分の家の価値がだだ下がりしたとしても、相続する人が困ったとしても、まあ、元々は自殺者の所有物だから、別にいいか、という感じです。まあ、でも、一軒家ならともかく、分譲マンションだと、そのマンションの価値が下がるから、やっぱりマンションはダメだな。一軒家限定だな。まあ、自殺自体駄目だけど。
ただ、その場合でも、特殊清掃費用の支払いは、やはり遺族がやらねばならない。故に、やっぱり超迷惑だな。まあ、その場合、死後の特殊清掃費用や、その他の費用も、ちゃんと用意して、そのことを遺書に記載しておかねばならない。
だが、圧倒的に迷惑なのは、銀河系レベルで超迷惑なのは、賃貸物件なのに、そこで自殺することだよな。そんなことをされたら、大家さん、つまり物件のオーナーは、マジで迷惑だ。
考えてみて欲しい。仮に、あなたの所有する自家用車が、あなたが寝静まっている夜中に、どこかの浮浪者がハンマーで窓を叩き割り、鍵を開けて、中に入り、その車の中で刃物を使って自死したとしたら。そんなことをされたら、あなたの所有する車は血塗れとなり、あなたはもう、その車を処分せねばならなくなるだろう。
しかも、中古車買い取り業者も、そんな車内で人が死んだ事故車なんて、買い取りたくない。たとえ元々高級車であっても、絶対に買い取りたくはない。誰も欲しがらないからな。呪われていると思うだろうよ。気持ち悪いよな。
それと同じことです。賃貸物件の場合、その家はあなたの所有物ではない。故に、その中で自死することは許されない。病死なら、まあ、しょうがない。日本全国、毎日どこかしらの賃貸物件の中で、誰かしらが病死しているからな。それを完全に阻止することは無理だ。だって、一人暮らしの住人が、自宅にいる時に、いきなり心臓発作に襲われたら、救急車を呼んでいる暇なんてなく、即死するだろうからな。
でも、自死は違う。自殺は自分の意思で執り行うことだ。故に、やるかやらないかは、自分で決められる類のことだ。故に、もしも賃貸物件内で自死したとしたら、それは当然、責任が発生する。
で、責任が発生すると言っても、問題は、当の本人は既にこと切れていることだ。自殺未遂で生きていれば、まあ、たとえ一時的にICUに入っているとしても、回復した後に責任を問える。
しかし、本人に死なれては、もうどうしようもない。死人に口なしとはよく言うが、死人に賠償能力なしでもあるのだ。だって、もう既に死亡しているんだから。
この前、歩道橋の階段の途中で、ミニサイズのカエルが、誰かに踏み潰されていました。カエルは、生きている時は、人が近付けば活発に動き回りますが、そのカエルは、もう死体になっているので、ピクリとも動きませんでした。
それと同様に、マジで、もう死んじゃったら、どうにもできない。肉体は腐っていくのみです。
だから、マジで賃貸物件では自死するなよ!勿論、外の森の中とかでも自殺しちゃダメだけどさ。
まあ、これから、自殺現場の特殊清掃に関する記事へのリンク集を載せるので、それらをよく見て欲しい。
まあ、この他にも、特殊清掃員の体験談は沢山ネット上にあります。でも、その記事にリンクしても、その記事がいつの間にか消えることが多々あるんだよな。例えばヤフーの記事とか。だから、一度リンクして、その後、定期的にリンクが繋がっているかの確認で巡回するのは超面倒なので、やらない。故に、最初から、時期が来たらその記事を削除するようなニュース系サイトへはリンクは貼りません。
ただ、ネット上には沢山特殊清掃員の体験談があるので、あなた自ら検索して読んでくださいね。