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齋藤健一の人生応援ブログ💙

齋藤健一が骨髄ドナーになれなかった経緯の説明。

 

 私は、献血を、献血可能な期限が来る度に、直ぐに献血バスなり献血ルームなりに行き、献血しています。まあ、成分献血はそんなにしてはいないけど、400ml献血に関しては、例えば11月1日から献血可能になります!という案内であれば、1日が休日であれば、即、行くし、1日が仕事であれば、その次の休みの日に即、献血しに行くのです。

 

 途中、けっこう長い期間、10年だか、そこら辺かなあ?正確な空白期間は忘れたけどさ。そう、あっち系のお店に行ったり、あっち系のお店の女性をレンタルルームや〇〇ホテルに呼んだりしてしまっており、それが六か月も空かずに、また次のお店利用が続いたので、結局、献血は超長期間出来なかった。

 

 というのも、献血可能な条件の中に、[過去六か月以内に不特定多数の相手と〇行為はしませんでしたか?]という質問がある。なので、私は六か月を待たずして、またそういうお店に行ったり、レンタルルームや〇〇ホテルに入り、そっち系のお店の女性を呼んだりしてしまっていたので、献血可能になる期間が全く発生しなかったのだった。

 

 まあ、途中、なんとか六か月間、そっち系のお店を利用せずに済んで、なんとか気持ちを抑え込んで、まあ、実情は単にそっち系のお店を利用する金が無かったからなのだが・・・献血に行ったこともありました。でも、一回か二回、献血に行った後、また再度、そっち系のお店に行ってしまい、また六か月経過する前に、またそっち系のお店に行ってしまう・・・・の繰り返しで、また暫くは献血に行けない、という期間が連続したのでした。

 

 でも、新型コロナウイルスが登場した時期の前年の九月に行ったきり、そっち系のお店の利用は全くありません。それはたしか、2019年の9月初めでしたかね。それから2020年も行っていない、2021年も、今は既に10月31日ですが、やはり行っていない。故に、もう二年以上、そっち系のお店には全く行っていません。故に、献血にも、可能になれば、直ぐに行っています。

 

 で、今から数回位前の献血時、つまり、たしか、多分、半年くらい前だったかなあ。献血バスの会場で、丁度骨髄ドナー登録を募集していました。で、その担当者の話を聞いて、ドナー登録をしました。

 

 それから、多分、半年かそこらが経過した、数日前、突如、私のスマートフォンのショートメッセージに、骨髄バンクから連絡が入りました。それがこちら↓

 

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骨髄バンクからのメッセージ

 

 骨髄ドナー登録をした時、20年経過しても一度も適合しない人もいる、との話を聞いて、そんな簡単に適合しないだろう、と思っていました。けど、多分、登録してから半年程度しか経過していないのに、もう【適合しました】という連絡を受けて、びっくりしました。 

 

それで、書類を郵送しました、と書かれていたので、明日、到着するのかな?と思っていたら、もうその日の内に到着していた。

 

 で、何やら、母親が重たい雰囲気の顔で、気味悪そうに、骨髄バンクから封筒が届いていたけど、あれ何?と訊いてきた。俺は骨髄バンクから適合のお知らせが来たと伝えた。

 

 で、まずは私が読んで、それで、母親には、簡単に説明した。で、なんかその日は前向きな、同意を得られそうな雰囲気でした。でも、たしか翌日、送られてきた内容物を読ませたら、態度が反転しました。

 

 というのも、そのガイドブックの中に、何か、ほんのささいなマイナスな表現といいますか、どこの箇所だか具体的には不明なのですが、ほんのちょっとのリスクと言いますか、まだ将来的な影響が不明だとか、なんか、そんなことが書かれていたそうなのです。で、それを読んで、あたかも確実に俺が将来下半身不随になったり死亡すると解釈したらしいのです。

 

 前からそうなのです。常に悲観的なのです、私の母親は。何も前向きな考えは一切しないのです。常に最悪な事態が絶対に起きると思い込んでいるのです。だから、スポーツの中継でも、日本代表が少しでも不利になると、ああ、もう負けだ、みたいに、直ぐに絶望するのです。ポジティブな考えは全くせず、直ぐに泣き出しそうな、うつむき顔になり、マイナスの、確実に最悪な事態が起きる、デメリットが五千倍に強調されるような、そんな考え方をする人なのです。

 

 だから、どこの箇所だか知らないが、何か母親が悲観的になる文面を読み、それを殊更に過大解釈し、骨髄ドナーになったら、俺が確実に、いや、70%位の確率で、不利益が発生する、それも下半身不随とか、首から下が動かなくなるとか、死亡するとか、大病になるとか、そんな感じで、超拡大解釈したのでした。

 

 なので、母親の同意が得られなかったので、ドナーにはなれませんでした。けっこうな怒鳴り合いになりました。だって、どこかの誰かの命を、私の骨髄で助けられるかもしれなかったじゃん。私は特にどこも悪くはないのだから、ドナーに選ばれたかもしれないじゃん。

 

 適合したドナーの人数は、私には教えられないのです。だから、適合者が30人もいたのかもしれないし、4名だけだったかもしれないし、私だけだったかもしれない。少なくなれば少なくなる程、提供される確率は減少します。

 

 でも、どうすることも出来ませんでした。だって、提供条件に、家族の同意が必須と書かれているのだから。で、俺の家族の同意を得られなかったのだから。必死に説得しましたが、無理でした。家族の同意なんて不要という制度なら、俺は提供したのにさ。

 

 だから、どこかの美少女かもしれないし、おっさんかもしれないし、おばさんかもしれないが、その人は、私が辞退したせいで、助かる確率はその分減少した。もしかすると、私しか適合者がいなかった場合、私が辞退したせいで、その人は死ぬことになる。だって、膨大な人数が登録されているのに、現状、私しか適合者がいないのに、私が辞退したならば、そんな珍しい型、白血病のその人が、これから死ぬまでの間に見つかるとも思えないからな。

 

 まあ、自分の型が珍しいのか、ありふれているのか、そんなの知らないが。ただ言えることは、家族の同意が必要なんていう糞制度のせいで、俺の心は凄く濁った、ということだけだ。だって、俺は人助けしたかったのに、人の命を助けられる可能性があったのに、その可能性を、家族の同意なんていう糞制度のせいで潰されたのだからな。同様に、患者さんの方にしても、俺が辞退したせいで死ぬかもしれないからな。

 

 これほど、胸糞悪くなる気分は、かなり久しぶりですね。人を助けられなかったし、俺が辞退したせいで、適合した人が死亡するかもしれないし、しかもその辞退は俺の意志ではなく、家族の反対によるものだ、とかいうのだから、実に胸糞悪いよな。

 

 でも、実情、どうすることも出来ません。自分の母親が反対しているからといって、自分の母親を包丁で脅すなんてことも出来ないしな。暴力をふるうことも出来ない。それは脅迫であって、同意を得たことにはならないからな。しかも、そんなことをすれば、俺が逮捕されるからな。

 

 だから、俺の場合、母親が死ぬまで、俺は骨髄ドナーにはなれない。だって、母親の考えは、死ぬまで変化なしだからな。それは分かる。なので、提出する書類に、今後の適合照会から外してくれ、との欄にチェックを入れた。つまり、今後、俺が再度、骨髄ドナー登録しない限り、俺は適合するかの照会作業からは完全に外される訳だ。

 

 だから、母親が死ねば、俺は再度、骨髄ドナー登録をするつもりだ。でも、まだまだ死にそうにない。だから、当分、骨髄ドナー登録できない。しても、適合通知を受け取ったら、また反対するに決まっているからだ。

 

 マジで糞だよな。家族の同意が必須なんて項目はよ。だったら、お前の近親者が同じ目に遭え!って思ったよ。自分の母親ですけどね。何のリスクがあるってんだよ、何もねーよボケ!アホじゃね?マジで。そんなことは起こらないのに、それが確実に起きるみたいに思い込んで、要らぬ恐怖に震えている人、いるでしょ。そんな感じですよ。チャレンジ精神とか微塵もないからね。常に守りですからね、俺の母親は。だから、俺が骨髄ドナーになることも、それは積極性とか、攻撃とか捉えているのでしょう。駄目なんだよなあ、合わないんだよ。俺はドナーになることに、何のリスクも感じていないのにさ。

 

 で、骨髄バンクに、意思表明の紙を返送しました。それはピンク色の封筒でした。写真に撮ればよかったけど、その時は、もう怒り100%で、とっとと送り出したかったから、急いでポストに入れちまったよ。

 

 分かりますか?この、本人、つまり俺の意志としては、ドナーになって人の命を助けたいのに、家族の反対に遭ったせいで、その真逆の行動をせねばならないという。俺はドナーになります!の欄にチェックを入れたいのに、家族の反対に遭ったせいで、ドナーを辞退します、にチェックを入れねばならない、この悔しさ。だから、めっちゃ怒り心頭だったから、とっとと手元からその封筒を追い払いたかったんだ。だから、記入した用紙も、ピンク色の骨髄バンクからの封筒も、写真撮影せずに、急いでポストに投函しちまったよ。

 

 で、残った用紙はあるけどさ。それは次のページで紹介します。

 

 だから、せめて、ここで誰かが骨髄ドナーになるように、骨髄ドナー登録者が増えるように、アピールしているのです。俺は家族の反対のせいで無理だったが、俺以外の誰かが、近日中に、骨髄バンクに登録しないかなあ?そうすれば、俺がドナーになれなかった悔しさが、幾らか晴れるというものです。

 

 骨髄ドナー登録の詳細に関しては、別ページで紹介します。

 

 まあ、結局、俺の母親みたいな人間は、実際に自分や自分の大切な人が骨髄ドナーに頼らねば本当に死ぬという事態にならない限り、人間性は変わらないね。テレビで白血病の人の報道番組を見て可哀想とか思ったとしても、実際に生きるか死ぬかの瀬戸際の人を助けられる機会が到来しても、その許可を与えないんだからな。

 

 データで、骨髄ドナーは安心だと判明しているのにさ、マジで糞だわ。身内とはいえ、こういう人間って、善人の振りして、実は、極悪とは言わないが、なんか機械みたいだよな。血が通っていないというか。マジで胸糞悪いわ。

 

 俺は今回、母親の反対に遭い、断念しました。が、あなたやあなたの家族は、骨髄ドナー制度に賛成なら、そしてドナーになれる年齢の範囲内の人ならば、是非、登録してあげてください。私は今回、人の命を救う機会を与えられながら、自分以外の人間の意思により、断念せざるをえませんでした。だが、家族の同意も得られる立場の人なら、俺の代わりに、是非、ドナー登録して、適合通知が来た時には、ドナーになってあげてくれ。頼む。この通りだ。