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[こちらをはじめにお読みください]というパンフレットの中身。

 私が骨髄ドナーとして適合者となった通知が入った封筒、その中に一緒に入っていたパンフレットに[こちらをはじめにお読みください]という冊子があります。それを、ここでは紹介していきます。

 

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こちらをはじめにお読みください①

 

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こちらをはじめにお読みください②

 

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こちらをはじめにお読みください③

 

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こちらをはじめにお読みください④

 

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こちらをはじめにお読みください⑤

 

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こちらをはじめにお読みください⑥

 

 以上、[こちらをはじめにお読みください]の全てのページを写真で掲載しました。でも、私はプロの写真家ではないので、影が写り込み、写真では内容が見辛い。よって、以下に、内容を簡易的に説明していきます。

 

 まず、最初のページ(表紙)には、コーディネートを希望される方は詳しく書類に記入して返信してください。そして希望されない方(保留か取消)の場合も、お早目に返信ください、電話連絡でも結構です、と書かれています。

 

 まあ、こういう書類を、面倒臭がって、いつまでも返信・返送しない輩がいます。けど、のんびりしていてよい事柄なら、別にそれでもいいけどさ。例えば、あなた自身の運転免許証の更新作業をギリギリまで先延ばしにするとか。それなら、仮に失効しても、困るのは自分自身だから、別にいいよ。自分の勝手だよ。

 

 でも、これはいつ死ぬか分からない患者さんが主役の事柄なのです。よって、一刻も早く返信してください。もしもあなたが辞退するのならば、早く他の適合者でコーディネートを進めねばならないんだから。まあ、勿論、複数の適合者がいた場合、同時並行で物事は進められるのですけどね。

 

 次のページの内容

 

 コーディネートを進められる人について

 健康な人であること。患者に移行する感染症がないこと(梅毒・エイズ・肝炎等)。

 

 コーディネートを進められない人について

 癌、膠原病、自己免疫疾患、麻酔等に危険性の高い心臓病及び不整脈、脳血管障害、悪性高熱症等の既往歴がある人。

 薬剤、食品による高度のアレルギー症状(血圧低下・呼吸困難、高度の薬疹)を起こしたことがある人。

 臓器や角膜等の移植を受けた、受ける予定がある、又は臓器を提供したことがある人。

 その他、日本骨髄バンクの定める基準に該当する人。

 

 以下の人は提供は不可能だが、今後、治癒が認められれば提供が可能となることもあります。しかし、ドナー登録に関しては、原則として一定期間保留とさせて頂きます、という基準。

 

 気管支喘息-過去1年以内の発作、薬を必要とする症状がある人。

 

 血圧異常-[高血圧]最高血圧が150mmHgを超える、又は最低血圧が100mmHgを超える人。[低血圧]最高血圧が90mmHgに満たない人。

 

 貧血-血圧検査のヘモグロビンが男性13.0g/dl未満、女性12.0g/dl未満、又は造血剤服用中の人。

 

 体重-過度の肥満/BMI値[体重÷(身長×身長)]が30以上の人。男性45kg未満・女性40kg未満の人。

 

 妊娠・分娩-妊娠中並びに分娩後1年以内(流産後6ヶ月以内)の人。

 

 感染症-患者さんに移行する感染症を持っている可能性がある人。

 

 その他-現在加療中、服薬中の人。健康診断等で異常の指摘や精密検査・再検査の必要性を指摘されたり、経過観察中の病気(所見)がある方で、その後の検査等で問題ないことが確認できていない人。

 

健康上の申告のお願い

 必ず既往歴、現時点の健康状態等について、正直に申告すること。

 

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 受診のご相談について

 ドナーの健康と患者を守る為、過去にかかった病気により、専門医への受診をお願いすることがあります。でも、この場合、受診費用はドナー自身の負担となるとのこと。受診は自由意思なので、受診したくない場合には、コーディネートを終了することが可能。受診をお願いする場合には、その結果が確認出来るまではコーディネートを進められない。受診結果次第で、患者さんの理由によりコーディネート終了となることもあるとのこと。

 

 まあ、ここら辺がなぁ。年間の件数にして、大した件数なんてないんだから、何でドナーになってくださる方の自腹で受けさせるんだよ。この位、税金で補助しろよ。もう誰も使用していない不要となり果てたアベノマスクの保管で、倉庫使用料が一年と三か月で合計6億円掛かったとか、税金の無駄ばかりしているんだからさぁ。マジで、なんで善意で仕事まで休んでドナーになってくださる方なのに、こんな自腹切らせるんだよ。アホかよ。つーか、ここまで進めて、あなたに適合する患者さんがいますと言われているのに、自腹で支払う検査費用が惜しいんで辞退します、とは言えないだろうよ。

 だって、自ら進んでドナーになる程の優しい心の持ち主なんだからよ。自腹で支払っちゃうに決まってるじゃん。で、自腹+仕事を休むことによる収入減+周囲の白い目ですよ。アホかよ。どうせ土日祝日はやってないので、平日に仕事を休んで行かねばならないんだろ?マジで糞だわ。

 

 ヨーロッパ諸国に滞在(居住)していた方へ

 まあ、クロイツフェルトヤコブ病の感染を未然に防ぐ観点から、欧州渡航歴の内、特定の国に特定の期間滞在していた人からの骨髄及び末梢血幹細胞の提供は見合わせるとのこと。でも、患者さん側が、そのリスクを承知の上で移植を希望する場合には、コーディネートを進めるとのこと。

 

 まあ、こういう質問は、献血においても毎回質問されますね。まあ、面倒なので、各自で調べてね。あと、写真で確認してください。

 

 過去1年以内に海外渡航した方へ

 渡航地域により、コーディネートを進められないケースもあるとのこと。

 

 中南米に滞在(居住)していた方へ

 シャーガス病感染を未然に防ぐ観点から、中南米地域に滞在(居住)していた場合、対象国地域を離れてから6ヶ月以上経過し、抗体検査で陰性の確認ができていない方は、コーディネートを進められないとのこと。

 

 面談施設について

 確認検査では、コーディネーターが骨髄もしくは末梢血幹細胞採取の詳細を説明する面談と、医師による問診・診察を行う。で、来院可能な複数の施設に〇印をつけ、返送してくださいとのこと。その施設リストは封筒に同封されています。神奈川県民なら神奈川県内の施設一覧が掲載されています。なので、神奈川県の外れの方で、他県の施設の方が近くても、一応、神奈川県内の施設で受けてくれ、ということなのでしょう。

 

 検査可能日は祝日を除く月~金の午後三時まで。所要時間は1、2時間。施設により検査可能な曜日・時間帯が異なる。希望の日程や施設で調整出来ないこともある。転居して面談施設一覧の地区と異なる場合には、転居先の地区事務局から改めて案内するとのこと。

 

 まあ、やっぱり、土日祝日は無理なのね。家電量販店勤務とか自動車ディーラー勤務の人とかなら、土日祝日が勝負なので、平日休みだろうから、それでいいけどさ。世の中の殆どの人は、平日に仕事しているんだけどな。報酬も大体の自治体で一日二万円は出るけど、それは通院及び入院で合計14万円までしか出ないしさ。で、通常、入院は七日間程度掛かるしさ。よって、検査の為にかかった日数は、はみ出るじゃん。なので、自腹じゃん。わざわざ仕事を休んで、それで、なんだか提供者が損ばかりじゃね?クレヨンしんちゃんのみさえみたいな立場だったら、別にいいかもしれないが。数日間は子守は友達のおケイに任せればいいしさ。でも、仕事人はキツいなあ。自腹かよ・・・。

 

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 採取施設について

 骨髄又は末梢血幹細胞の採取施設は、検査確認施設と同一施設とは限りません。患者にとって移植を実施する時期は、移植後の経過に影響を与える重要な要因となっている。その為、患者の最適な移植時期に採取施設が混雑している場合は、お住まいの都道府県以外の近隣県の施設での提供を相談することがあるとのこと。面談時にコーディネーターが入通院可能な地域や日程の都合を聞き、具体的な施設・日程は決定されるとのこと。

 

 つーか、これ、交通費出るのかな?出るよね?う~ん、今、調べたら、[ドナー登録をはじめ、提供のための検査費用、入院費等の費用は一切かかりません。ただし、ドナー登録手続きの際の交通費は自己負担となります」とのこと。う~ん、だから、検査の為に施設に行く時のガソリン代とかバス代とか電車代は一円も出ないのか・・・。つーか、神奈川県民の俺がドナーになったとして、患者さんの都合で俺が岐阜県の施設で入院することになっても、交通費は出ないのなら、岐阜県の施設までの往復の交通費は一円も貰えないのですか?全額自腹ですか?まあ、ドナーになれる可能性のある人は、骨髄バンクに問い合わせてね。俺は現状、無理だから。

 

 ※追記 なんか、ネットには交通費は出ないと書かれていたが、[ドナーのためのハンドブック]の51ページに、『第五章 費用と補償』として、ドナーの費用負担が書かれています。それによると、各面談における交通費は実費をお支払いしますと書かれていました。まあ、だから、交通費は出るのだろう。まあ、ドナーとなったのなら、コーディネーターとの面談時に詳しく訊いてね。

 

 個人情報の取り扱い

 まあ、故人情報は、ありきたりなことが書かれています。

 

 本人確認について

 確認検査(面談)時に、本人確認書類が必要。以下、いずれか一点。

 

 〇運転免許証 〇旅券(パスポート) 〇写真付き個人番号(マイナンバー)カード 〇その他免許証等 官公庁や特殊法人等が発行した身分証明書で写真付きのもの 〇健康保険・国民健康保険又は船員保険等の被保険者証 〇共済組合員証 〇戸籍謄抄本(

戸籍の附票の写しが添付されているもの) 〇住民票の写し(3ヶ月以内) 〇住民票記載事項証明書(3ヶ月以内) 〇学生証・会社の身分証明書・公的機関が発行した資格証明書で写真付きのもの

 

 まあ、大体の人は、運転免許証があるので、それで大丈夫でしょう。それ以外でも、マイナンバーカードがあれば大丈夫。つーか、今時、マイナンバーカードがないって、なぜ所持しないの?意味不明。

 

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 今後のスケジュール

 

 コーディネートのお知らせ通知から約一週間で、返信用紙が骨髄バンクに到着。それから担当地区のコーディネーターからの電話がかかって来る。勿論、辞退した人や保留にした人には、連絡は封筒のみだと思われる。電話連絡が来るのは、あくまでも、コーディネートを進める選択をした人だけ。で、連絡が来るまで待つこと。

 

 で、骨髄バンクに、あなたからの返信用封筒が到着後、1~3週間以内に、確認検査を行う。指定の医療機関にて、コーディネートに関する説明、医師の問診、採血を行う。

 ※ちなみに、私が骨髄ドナーとして適合通知を受け取った後、母親の反対に遭う前の段階にて、骨髄バンクに電話で問い合わせた。何を問い合わせたかといえば、今、肉体労働をしているので、確認検査や入院の直前まで仕事をしていてよいのか?ということだった。回答は、そんなに重労働でなければOKとのことだった。私はこの時、遺跡発掘の仕事をしていた。けど、肉体労働とはいえ、そんなにキツい仕事でもなかった。筋肉痛になるような仕事内容ではない。たまに重たい土嚢を持って移動する程度であった。だから、その程度ならOKとのこと。でも、バリバリに毎日重たい物体を移動させるような、そんな重労働ならば、一度、骨髄バンクに問い合わせてみてください。まあ、オフィスワークの人とかなら大丈夫だろうけど。でも、仕事終わりのゴールドジム等での筋トレは、検査及び入院の前は、ちと休んだ方がいいかもしれない。休む期間については、骨髄バンクに問い合わせてください。

 

 で、確認検査終了後、合格なら、最終同意として、本人及び家族の同意を確認する。

 

 その後、骨髄又は末梢血幹細胞の提供の為、入院することとなる。入院までに健康診断をして、退院後にも健康診断を実施し、健康状態を確認するとのこと。そして入院までの期間が3~4ヶ月となっている。でも、患者さんが緊急の場合等は、最短で二か月位になることもあるとか聞いたことがあるような。まあ、いずれにしても、コーディネーターと密に連絡を取ってください。

 

 終わり。最終頁にQRコードが掲載されているけど、これは骨髄バンクのサイトへの移動の為なので、普通に[日本骨髄バンク]で検索すれば出て来るだろう。