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齋藤健一の人生応援ブログ💙

両脚のありがたさ

 みんな、この、当たり前の如く脚の付け根から付いている、この両脚の部位。これは当たり前ではない。元々、生まれた段階で付いていない人もいるのだ。

 

 人は、失ってから、その物や金や人物の大切さに気付くというが、まさしく脚もそうであろう。

 

 一応、義足なるものもある。しかし、現時点では、最新型の義足であろうとも、生身の人間の健康的な脚の性能には敵わない。

 

 この足の部分、足首の自然な捻り具合、それに伴う自然な動き、微妙な力加減。これらすべてが連動して、普通に歩いたり、走ったり、階段を上ったり、山道を下ったりすることが可能なのだ。

 

 車の場合、サスペンションというんですかね?あの、足回りの部品、修理したり、交換したりする必要に迫られることもある。まあ、8万km程度の走行距離で毎回、自家用車を手放しているような人は未経験かもしれませんが。

 

 私も、スバルの中古車のR2を、走行距離99000km、製造から13年落ちの時点で買いました。で、それから、足回りの修理費で、オイル漏れとか、何か色々な項目で、けっこうな出費がありました。総額、たしか12万円以上支払いました。

 

 このように、車の足回りというのは、廃車にするまでメンテナンス不要、部品交換不要、という訳ではないのです。まあ、走行距離が短い内にクラッシュして廃車にしたのなら、部品交換無しで廃車コースですけどね。

 

 でも、人間の足及び脚は、ハッキリ言って、どんな機械よりも高性能な動作が可能です。二足歩行ロボットの開発も世界中でなされていますが、まだまだ、人間の複雑な脚と足の動作を完璧に真似る水準にまでは到達していません。

 

 歩くのみならず、小さな壁を乗り越える時、助走をつけて乗り越えるだとか、左足だけで少し地面を蹴って勢いをつけて飛んで壁を乗り越えるだとか、本来ならば、マジで難しいことなのです。でも、何気なく成し遂げられるからね。健常者の若者は何気なくこなしているものの、これは実は、とっても複雑な動作の集合体なのです。

 

 実は生身の人間の肉体、脚っていうのは、とっても凄いんです。だから、その凄さを失わない為にも、車の運転時は慎重になってください。勿論、その他の場面でも。

 

 一度、生身の手足を失えば、もう二度と、戻らないからね。培養液の中で、自分の足だけ培養して、自分の肉体と外科手術でくっ付ける、なんていうSFの世界みたいな技術は、現状だと、ありませんから。