私は、脚も評価しているが、脚よりも、腕を評価している。勿論、腕の先にくっついている手首や手や手の指も含めての話だ。
脚は、脚も勿論大事だが、義足で何とかなるだろう。勿論、失いたくはないのだが。でも、腕というのは、マジで人間にとってめっちゃ大事だよ。
人間は、あまりにも日常生活において、精密な動作を要求される物事が多過ぎる。それは、役所や銀行での書類の記入とかにとどまらず、歯磨きとか、パジャマを着るとか、靴下を履くとか、マジで、全ての物事において、この［腕］という部位は、とてつもなく重要な役割を果たしている。
昔、横浜ズーラシアという動物園に動物を見に行ったが、ハッキリ言って、人間ほど精密な動作をしている動物は一匹たりともいなかった。象もデカいけど、単にデカいだけで、あやとりとか、段ボールをビニール紐で縛るとかの複雑で精密な作業は出来ない。
サイもいたけど、あれ、カバだったかなぁ？忘れた。あの、サバンナゾーンにいたけどさ。泥の箇所で、体を泥塗れにしていたよ。でも、それは全く精密な動作を要求されるようなことではなかった。ただ単にゴロンと寝転がって、そして起き上がるを繰り返していただけだ。
マジで、この、今、この文章をタイピングしているのだって、驚くほど精密な動作を円滑に行えている。脳で考えてから、タイムラグは全くなしに、瞬時に指が自然と動かせている。まあ、指の疲れとか痺れが発生することはあるが。あと目の疲れとか。
でも、信じられないほど、凄いよなあ。この指っつー部位は。まさしく、人間を人間たらしめる、素晴らしい部位だ。他の動物では、ここまで精密な動きは出来ない。まあ、人間も、雀とか蠅の動きは真似できないけどさ。
だから、絶対に、今ある指、手、手首、腕、全て、失うなよ。大事に扱えよ。飛び降り自殺などして、ぼきっと折れて、もう二度と使い物にならなくなるようなこと、自らしないように。
その腕っつー重要な器官は、たとえ一兆円出しても、買えないからな。いくら大富豪だとしても、生身の腕は買えない。
まあ、インドの方で、腕の移植手術があったらしいけど。大男の両腕をギャルに移植したら、最初の頃はめっちゃ不格好だったけど、段々とギャルの腕の細さと長さになってきたとか。でも、まだまだ日本国内では、その手術が許可されたとか、実施されているという話は全く聞かないからなあ。
なので、今ある腕を大切に扱うように。スペアパーツはないからな。
