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齋藤健一の人生応援ブログ💙

死亡届(詐欺加害者)

 詐欺被害に遭う人は大勢、毎年出ている。これは仕方がない。俺も騙されたからな。どうしても経験の差というのもあり、また知能の差というのもあり、また詐欺に対する執着心・熱情の度合いが詐欺犯罪者は度が過ぎているので、その精巧な偽サイトや偽パンフレットに、どうしても人は騙されてしまう。

 

 だって、みずほ銀行の偽サイトをそっくり作り上げたり、佐川急便やクロネコヤマトからのメールを装ったり、またイオンカードの未払いとか、三井住友VISAカードの未払いの支払い請求メールとかも、俺のメールアドレスには来る。

 

 てか、今、俺はイオンカードも三井住友VISAカードも持ってねーよ。まあ、過去にはイオンカードを所持していたこともあったが、とっくの昔に解約したしよ。

 

 んで、つい騙されてしまう可能性があるのは、所有していない三井住友VISAカードの偽請求メールではなく、本当に自分が所持しているクレジットカードであるエポスカードを騙った偽請求メールだよな。

 

 まあ、そもそもエポスカードなら俺のスマホに入力しているエポスカードのアプリに通知が来ると思うのだが。しかしメールの方にもエポスカードから通知が来たので、ほんのちょっと混乱した。まあ、偽メールだと分かったが。

 

 このように、自分に関係のある偽メール、偽通知だと、ついつい騙されてしまいがちだよな。

 

 

 人を騙す野郎はマジで最低だよな。「カッとなって殺した」という奴も最低ではあるものの、そいつは冷静になる余裕がなく、その場の勢いでやってしまった、という訳だから、まあ、同じ犯罪ではあるものの、冷静になる暇がなかったということでもある。

 

 だが詐欺は、入念な準備と膨大な実行する時間があるので、その間、幾らでも自身の刑罰に相当する行為を振り返る時間はあった筈。なのに悔い改めなかったという訳で、二重の意味で最悪である。

 

 

 人を騙すって、よくもまあ、騙せるよなあ。俺は、まあ、ムカついて、マジでぶっ殺してやろうか!と思ったことはある。が、人を騙してやろうと思ったことはない。

 

 だって、騙すって、マジでヤバいからな。人は感情で生きる生物なので、怒る時もある。が、人を騙すというのは、喜怒哀楽は抜きにして、冷静になって相手を騙すということなので、それはもう、危険人物だよな。

 

 殺人鬼でも、被害者に対して平気で嘘をついて誘い込む奴もいるからな。信じられねーよな。俺は倫理面でも、道徳面でも、負のカルマを背負いたくないという面からも、絶対に誰かを騙すなんてことはしたくはない。

 

 

 被害者の方も、美味しい話はないと思えよ。勿論、投資でリスクをとって大儲けしたケースは確かに存在する。

 

 しかし、それはあくまでも自力で投資先を見つけたケースであろう。なんで向こうから〔この株に投資すれば大儲け可能ですよ☆〕なんて、投資のど素人のお前の元に来るんだよ。本当に儲かる話なら、その持ちかけた奴等が全財産はたいて、借りられるだけ借りて、投資して独占するに決まっているだろうに。

 

 

 騙されない為に肝心なことは、〔自分は馬鹿だ〕ということを自覚することだと思う。だって、俺は青山考明という偽名の奴に騙されて15万円詐取されたが、本当に馬鹿だろ?

 

 騙されている時点で馬鹿確定なんだから。お前も俺も馬鹿なのだ。「俺は騙されるようなアホじゃない」なんて思い込んでいると、いつの間にか騙される。

 

 そう、コンビニとか銀行とかで怪しい銀行口座に振り込もうとしている老人を銀行員とかコンビニ店員がいくら必死になって説得しても「あたしゃ騙されてなんていないよ!」なんて突っぱねて、人の話を一切聞かない婆さんとかな。爺さんもだが。

 

 マジでアホだな。自分がバカなのに、自分がバカだということに気付いていない。自分がバカだと常に警戒しておれば、馬鹿の自分は誰かに常に騙されるかもしれないと警戒心が芽生えるのにな。

 

 

 てかよ、冷静になって、俯瞰して物事を考えてみろ。騙す奴の目的は一体何か?それは、お前から財産、つまり金を奪い取ることだ。詐取することだ。

 

 だったら、お前に金銭を要求した時点で、それはもう詐欺だろう。勿論、正統な対価ならば別だが、あまりにも高い利益率はおかしいと感じろ。

 

 例えば円天の話にしても、そもそも100万円を出資して三か月で9万円が返って来るって、そんな超高い利益率のビジネスがこの世にあるのか?社員や社屋の維持費の支払いもあるのにさ。

 

 冷静になって考えろ。そして過去の詐欺事件を調べろ。同種の詐欺の歴史が判明するであろう。時代は変われど、詐欺の手法は、いつの時代も人間の心を巧みに操る手段だろうからな。

 

 

 詐欺事件は、折角あなたが今迄貯めた貴重な財産を詐欺師、つまり犯罪者に提供してしまう恐ろしい犯罪行為だ。

 

 勿論、刃物で刺殺等も残忍な犯罪であるが、金を奪うというのも、つまりはその被害者が今迄その金を稼ぐのに費やしてきた時間を根こそぎ奪うということなので、とても残忍なのだ。

 

 だから、自分がアホだと自覚して、美味しい話、うまい話には乗らないようにしよう。

 

 

 人は金が関わると、途端に豹変してしまう。例えば牛肉をあげると言われても、「中に何か毒でも入っているのでは?」と訝しむが、詐欺師が「金が儲かりますよ!」と言えば、途端に話に乗るのだ。

 

 なぜなら金は万能だからな。でも、それだけに魔境でもある。なので、その話が本物か見極める眼力が必要となる。

 

 まあ、俺は31歳の時に、神奈川県から福島県に行き、必死になって働いた金の中から、とある詐欺師に15万円を詐取された経験がある。詐欺の被害は、多分、それが初めてであり、その後には詐欺被害はなかったと思う。記憶の限りではね。

 

 スマホで見つけた個人支援活動家を名乗る青山考明という人物のブログを見つけて、それで連絡を取り、次第に信用してしまった。てか、最初から疑ってなかったな、だって馬鹿だったから。

 

 一応、振り込む前に、とある女性のブログで、「青山考明は偽物です、詐欺師です!」と訴えるブログも見ていたのだ。全て読んだ。それでも俺は騙されてしまった。

 

 なぜなら、その女性の話を信用した場合、青山考明は詐欺師であり、俺を個人的に支援してくださるという話は無くなる。

 

 が、もしも青山考明が本物であった場合、俺は青山さんから数千万円の活動資金を貰い、金銭の悩みから自由になれる、という罠があった。

 

 なので、馬鹿はこの時、得になる方を選ぶ。故に、ついつい騙されてしまうという訳だ。

 

 凄いんだよなあ、青山考明ってさ。ネット上にある赤の他人の写真を使い、あたかも本物の金持ちで、且つ個人の人生を無償で支援する、世界を股にかける社長、のようにふるまっていたのだからな。ついつい信じてしまった。

 

 まあ、でも、今では青山考明には感謝しているのだ。だって、たったの15万円で詐欺に対する耐性というか、ワクチン効果を得られたのだからな。

 

 まあ、その15万円はあぶく銭ではなく、折角神奈川県から福島県に行き、寮費も支払いつつ稼いだ金、日当なんて寮費を引いたら10500円だったが。それの積み重ねで15万円を引かれたという訳で、単なる15万円ではなく、その詐欺だと判明した時の衝撃は、およそ数千万円を失った時の如く衝撃的でした。まあ、数千万円なんて失ったことねーけどさ。

 

 なので、若い時に、まあ、少額の許容範囲内の金額を詐取される経験があれば、歳を取ってから大金を騙し取られることもなくなるであろう。

 

 だって今の俺には、何かうまい話があったとて、「どうせこいつも青山考明だろ?」と思ってしまう思考回路が形成されているのだからな。

 

 まあ、それでもメールに来た〔みずほ銀行の口座情報を入力してください〕という騙しのメールには引っかかってしまったがな。でも、その時は口座内に一万円程度しかなく、詐取される前に他行の口座に移動して、みずほ銀行の窓口にも連絡して、それで全てログイン情報を変更してもらい、事なきを得たが。

 

 つまり、青山考明に騙された経験があるにもかかわらず、また詐欺に騙されたのだ。まあ、この時は被害には遭ってねーけど。

 

 とにかく、俺もお前も馬鹿だということは自覚せよ。とんでもない馬鹿だとな。そう自覚することが、詐取されることを防止するのだから。常に詐欺ではないかと疑え!