アルコール中毒の人は、もう止められない。
酒を手に取る手が止まらない。手の震えが止まらない。
スーパーやコンビニで、アルコールを手にする手が止まらない。
もう既に脳がアルコールに侵食されている。
臓器も既に廃棄処分寸前だ。
元々、子供の頃の臓器は綺麗な臓器だった。
が、十代半ばから始めた飲酒のせいで、三十代半ばには既に肝臓はボロボロになっていた。
アル中は、他の臓器が健康でも、たった一つの臓器がダメになっただけで、もうまともに生きられなくなる。
目が真っ黄色になる黄疸(おうだん)なる症状も出現する。
目が黄色くなるのだ。
白目が黄色目に変色する。
皮膚も黄色くなるらしい。
白人でも、黄色い肌になるらしい。
スーパーやコンビニで気軽に、そして大量に酒を買うことが可能だ。
なぜ国はアルコールを規制しないのだ?
いくら何でも、安売りし過ぎだ。
ストロングゼロという危険度最悪な缶チューハイが、なんと二百円以内で、本数制限なしでいくらでも余裕で買える。
ならば貧乏人でも容易にアル中になっちゃうよね?
そんな感じで、〇〇さんはアルコール中毒を克服できなかった。
断酒しても、せいぜい一日だけ。
それ以後は、また直ぐに戻っちゃう。
しかも断酒した反動で、一気に通常の飲酒量の数倍を一日で飲んでしまう。
もう救いようがないよねえ。
無理どす。
Ω\ζ°)チーン。
葬式の準備、はよ。