※以下の言葉は単なる私の呟きです。
留まることを知らない 体(たい)の中で いくつもの
うつり行く 癌波(がんなみ)に 舐められていた
幼過ぎて 消えた 癌保険の~ おもかげょ
未加入ままの リスクに 節約のつもりで
無邪気に 人の 細胞裏切り
何もかも 苛め抜いた
救える筈の 自分も 愛すべき体さえも
縋(すが)り続けることさえもできずに 今日も痛み止め
夢中でかけまくる電話も まだ明日は見えずに
無情にも断られ続けるまま 抗がん剤のレースは続いてく
人は鉗子(かんし)くらい 忘れてく 裂くもの
食べられる喜びも 刺身さえも
今より過去戻り やり直す為には
漫画の世界の超能力でさ
そんなの無理な世界だってさ
今日もマリ続けてる
果てしない苦しみ迎えで
ウォ~うぉ 手術延ばそう♪
ダリかの為に生きて診手喪
ウォ~うぉ Tomorrow never comes
末期のまま癌は逝くのさ♪
誰も知ることのない火葬場へ
楽観視だけじゃ生きられない
ワカメを選んだ人もいる
再びぼくらは出迎えるだろう
この長い荼毘時のどこかで♪
果てしない病(やまい)のむこうに
ウォ~うぉ 毛も伸ばそう
消えることないイタタタなら
チッソ ひきつって
少しぐらいはみ出したって 悲惨さ
ウォ~うぉ 遊馬(ゆま)を描こう
誰かの肥溜め 浸かってみたって
ウォ~うぉ Tomorrow never comes
末期のままぼくは逝くのさ
誰も苦しむことないわ死体へ~♪
おわり