横浜ズーラシアで撮影しました。ズーラシアにいる全ての鳥は撮影していませんが、けっこうな種類を撮影しました。檻の中でじっとしているだけの地味な鳥は、時間の関係もあり、撮影しませんでした。頻繁に動く鳥を主に撮影しています。
〇オウギバト
ニューギニア島北部と周辺の小島に生息。低地の熱帯雨林や湿地帯に棲み、小さな群れを作っている。食べ物は落下した果実や種子。飛ぶ力は貧弱なので長距離飛行は無理。
〇オオワシ
オホーツク海沿岸から朝鮮半島に生息。アムール地方からカムチャッカにかけてのオホーツク海沿岸で繁殖し、日本には越冬の為に11月頃から飛来する。3月頃、繁殖地へと帰っていく。海岸や河川、湖の周辺等に棲み、魚やカモを捕食したり、打ち上げられた死体を食べたりする。
〇カモ
多分、アカツクシガモとオシドリというカモかもしれない。詳しくはメモしていなかった。ただ、見た目がカモなので、カモとしかメモしなかった。今、ズーラシアのサイトを見て確認したら、上の二種類が出て来たので、多分、この内のどちらか、或いは両方だと思います。
アカツクシガモはユーラシア大陸中部を繁殖地として、北アフリカ・南アジア・中国・朝鮮半島で越冬。日本では冬鳥として稀に見られる。淡水の湖沼、泥地河岸等に生息しているが、近くに池等があれば、けっこう乾燥した場所にも生息しているらしい。
オシドリは中国北東部からロシア南東部、日本に生息。河川、湖等の水辺に生息していて、日本では留鳥又は冬鳥として殆ど年中見られる。東北より北では一部夏鳥らしい。どんぐりとかを食べているらしい。
〇エミュー
オーストラリアの開発の進んだ地域及び砂漠を除く全域に生息。鳥類の中ではダチョウの次に体が大きい。飛行は不可能。草や種子を食べるらしい。時には何百キロも移動し、七万羽程度の大群になることもあるらしい。
〇カモメとウミネコ
カモメはキアシセグロカモメという種類のカモメです。ユーラシア大陸の高緯度地方、地中海地域から中央アジアの湖沼地帯、北アメリカ大陸の高緯度地方に生息。大型カモメの中では本州以北で最も多く見られる種らしい。日本で目撃されるものは、夏は高緯度地方で繁殖をし、冬に全国に飛来するらしい。魚類や海洋動物を食べるが、たまに鳥の雛や小動物を食べることもあるらしい。
ウミネコはサハリンから日本、中国、朝鮮半島沿岸部に生息。日本を代表するカモメです。カモメ類の中では珍しく、夏の間も日本で目撃可能。冬にはやや南下し、本州以南の海岸や河口部、港湾等で多数見かける。食べ物は海面近くを泳ぐ魚、昆虫等の小動物、海岸にいる海洋生物を食べる。日本国内の五か所が、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されているらしい。
〇ギンケイ
中国南西部からミャンマー北部に生息。比較的高地の藪や竹林に棲んでいる。新芽や種子、昆虫等を食べる。
〇コウノトリ
アムール川流域、中国南東部に生息。ヨーロッパ等で繁殖する朱色の嘴をしたシュバシコウの亜種とされている。でも、大きさや性質等にかなりの差異が見られ、別種として扱われることもある。日本でも1959年頃までは繁殖していたが、現在では冬鳥としてごく稀に数羽が飛来するかもしれないという程度である。
〇ニジキジ
アフガニスタン東部からインド、ネパール、ブータン、チベットにかけてのヒマラヤ山脈沿いの標高2100~4500m程の高山に生息。低木地に棲む。茂みの中や岩陰に深く窪んだ巣を作る。
〇シロミミキジ
チベット南部から中国西部に生息。標高3500~4000mの高山の茂みに棲む。冬は標高2800m付近まで下山する。群で生活している。地面を嘴で掘って草の根や昆虫を食べる。でも春になると群は散らばって、雄は縄張りをつくり、繁殖するらしい。
〇ベニジュケイ
チベット南東部から中国雲南省、四川省、陝西省(せんせいしょう)、ベトナム北部に生息。山地の常緑混合林に棲む。食べ物は木の葉、草、茎、種子、果実等の植物や昆虫類。