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【ARC】という不老の映画を見て、語る①

 え~、邦画の【Arc】という映画を見ました。というより、新品のDVDを、たしかセブンネットで買って、ずっと自宅に置いておいた。中々、見る時間がなかったから。んで、今は2023年の11月5日ですが、漸く見た。

 

 この映画は2021年の映画で、う~ん、映画館での上映中には見なかった。え~と、少しは気になっていたかもしれない。が、本格的に映画館で観ようと思った時には、もう上映終了になっていたと思う。いや、まだギリギリ上映していたかもしれなかったが、遠い場所である川崎市の映画館とかでしか、もう上映していなかった。だから、そこまで行く金銭的な余裕は無かったので、映画館では見なかった。

 

 それで、DVDになるのを待って、予約して、配達してもらった。まあ、なので、上映中には売上に貢献出来なかったが、新品のDVDを買うという行動により、幾らか製作費回収には貢献できたので、素直に褒めてくれ。

 

 まあ、別に大ヒットした映画でもなく、まあ、少しはヒットしたかもしれないが、そんなことはどうでもいい。例えばハリー・ポッターの映画は世界的に大ヒットしたが、俺には何ら響かなかった。ハリー・ポッターの小説も世界的に大ヒットしたので、一巻を少しだけ読んでみたが、糞つまらなくて、直ぐに放り投げた。

 

 まあ、他にも、SFアニメなら、新世紀エヴァンゲリオンの方が、シドニアの騎士よりも遥かに大ヒットしたが、俺は、新世紀エヴァンゲリオンよりも、圧倒的にシドニアの騎士の方が好きだし、評価は高い。

 

 まあ、このように、世間が評価せずとも、私個人の評価基準は世間とは異なるので、私はあくまでも、私が興味を持って視聴し、良かったと思う作品を評価するのであります。

 

 それで、この【Arc】という作品は、なぜ私が興味を持ったのかと言えば、生命に関すること、寿命、命の根本、を揺さぶるテーマだからですね。人間は【死】があり、それは、どんな大権力者でも、大金持ちでも避けることは不可能である。だが、この映画では、特殊な薬品により、世界で初めて老化しない体を手に入れた女性が描かれている。

 

 まあ、他にも、不老不死の作品は多数ある。まあ、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイアというハリウッド映画では、トム・クルーズとブラット・ピットが不老不死の吸血鬼として生き続ける様を見せた。が、あれは、日光に当たれば消滅してしまうし、そもそも吸血鬼という架空の生き物がテーマなので、現実味がない。

 

 だが、この作品は、ごく普通の人間が不老不死になるという作品なのだ。まあ、不死というのは違うか。包丁で刺せば死ぬし、グチャグチャになるような交通事故に巻き込まれれば、やはり死ぬ。勝手に体が再生したりはしないので、厳密には不死ではないよな。定期的に不老の薬品を体内に入れ続ければ、老化しないというだけの話だ。

 

 う~ん、まあ、簡単にあらすじを紹介しよう。これからの文章はネタバレを含むので、ネタバレが嫌いな人は読まないでくれ。

 

 

 

 

 では、書く。

 

 え~と、17歳で出産して、直ぐに男の子の赤ちゃんと別れて放浪生活を送っていた女性が、19歳で寺島しのぶ演じる女性と出会うと。んで、その女性は、え~と、死体を防腐処理して、あたかも生きているかのように保存する技術を持つ会社の理事でした。

 

 んで、主人公はその会社で働き始める。んで、暫くしたら、寺島しのぶが理事を解任された。んで、寺島しのぶの弟が不老不死の実験をしていて、この会社の死体保存技術と合わせて、不老の技術を開発したと。

 

 んで、主人公は、この男と30歳で結婚する。んで、30歳で人類史上初の不老の施術を受ける。まあ、なので、不老薬を投薬し続ける限りは、ずっと永遠に30歳の姿のままでいられるのだった。

 

 でも、50歳の時、まあ、旦那も同い歳位だったと思うが、旦那の体が遺伝子に問題が発生して、旦那だけ、それまで若々しかったのに、急激に老化して、たったの二か月で老人になって死んだと。んで、一人残された主人公であった。まあ、主人公は50歳だけど、30歳の見た目のままです。

 

 でも、旦那は生前に精子を冷凍保存していた。んで、なんか女性が87歳位の時に、4歳位の女の子と暮らしているシーンに移るので、まあ、50歳から31年間位は、冷凍精子で妊娠するかどうか悩んだ挙句、82歳位で人工授精して、83歳位で出産したのかな?まあ、見た目も体の内部も30歳の頃のままなので、妊娠は出来るらしい。卵子の数とか排卵とかのことは、これは映画なので、深く考えないでくれ。

 

 んで、旦那が死んだあと、生前、旦那と語り合っていた計画の、小さな島に施設を建設して、そこに、え~と、不老手術を受けていない人だっけか?それとも受けた人だっけか?忘れたが、それらの老人を収容する施設を開設していて、そこの所長みたいな地位にいたな。まあ、不老技術を開発した企業の開発者が旦那だったので、まあ、資産はたっぷりあったのだろう。

 

 え~とね、なんか、不老手術を受けても、40歳以降だと、暫くすると老化が再開するとかなんとか。まあ、詳しくは映画を見てね!

 

 んで、その施設に、老夫婦が引っ越してくる。老夫婦には子供がいなかったが、実はその旦那さんは、主人公の息子だったと。

 

 なので、主人公の方が87歳位で遥かに年上で、息子は、え~と、17歳の時に出産しているので、まあ、71歳位なんですかね。なので、見た目は母親の方が遥かに若いのですが、母と子なのでした。

 

 なので、まあ、父親は違うとはいえ、71歳位の兄と、4歳位の妹という、人類史上最も年の離れた兄と妹なのでした。

 

 んで、暫くして、老夫婦の奥さんが死んで、半年後、息子も漁に出て、帰ってこなかった。まあ、死にました。

 

 んで、時が経ち、主人公は132歳位だっけか?そんな年齢になっていました。けど、もう老化防止薬は投薬するのを止めたらしく、見た目はお婆さんになっていました。

 

 んで、娘は母親になり、その娘もいて、つまり孫に、「ねえ、なんで永遠に生きられるのに、生きないの?」と問われた主人公は、こう答えるのでした。

 

 え~と、うんと~、え~と、まあ、要するに~、やりたいことは全て出来なかったけど、え~と、死ぬことにしたよと。ああ、ついさっき快活クラブで見たのに、もう忘れた。

 

 が、まあ、流石に、永遠に生きられると言っても、肉体は損傷しなければ永久に生き永らえられると言っても、精神の方が持たないでしょう。ずっと同じ肉体に、そんな132年間も閉じ込められていたら、流石に、死にたくなるよね。いくら娘や孫がいるとしても。

 

 まあ、とりあえず、1ページ目は、これにて終わり。