んで、いきなりマイナス8万円とかになったけど、その時は暫くしたら戻った。暫くというのは、数日位ですかね。よく覚えてねーけどさ。
まあ、ATOMの価格推移のグラフを見れば、ああ、この時か・・・と思い出すであろう。でも、やっぱり、もうどうでもいいや。見返したくはない。だって、もう、どうでもいいから。もう、金が無いんだから。
んで、何とか価格は戻った。んで、ある日、トカゲを作業現場で見た。んで、触れられたのだ。遺跡発掘現場なので、土とか自然が近くにあったので、トカゲもいたのだ。んで、トカゲを触ろうとしたら、触れられた。
その直後、大幅にATOMも含めた仮想通貨の価格が上昇した。約10％程度かな。トカゲは金運に関わる存在らしいから。あああ、この時は、一応、買った。でも、10％の上昇分全てを買えた訳ではなかった。でも5％分位は買えたかな。だって、休憩時間に取引していたから。だって作業中にスマホを取り出して取引する訳にはいかないでしょう。
んで、ＦＴＸの騒動が発生するまでは、収支は＋一万円程度だったのかなあ？途中、17万円位加えたんだよなあ。ちなみに原資は全て母親が俺の為に貯めておいてくれた金です。それを使いました。だって自力で稼ぐ力は無いんだから。まあ、とにかくそんなに減らず、さりとてそんなに増えず、というような状況でした。
んで、いよいよＦＴＸの騒動が起きました。それはたしか、2022年の11月頃だったかなあ？忘れた。調べれば分かるが、調べたくはない。なるべく振り返りたくはないから。
んで、いつものように馬鹿な俺は、損切の予約はせずに、何の決算の予約もしなかった。仕事から帰る途中、ＡＴＯＭが多少上昇したので利確しようかと思った。んで、ヤマダ電機の駐車場に入って利確しようかと思ったのを覚えている。う～ん、でも、その時はなぜか、利確しなかった。まあ、このまま放置でいいだろう、なんて思ってしまった。なので、そのまま信号待ちの時も利確せずに、帰宅してしまった。
んで、帰宅後も利確せずに放置し続けてしまった。寝ている途中で暴落するかもしれないから、今から思えば損切の予約をしておくべきだった。が、俺は馬鹿なので、それをしなかった。んで、就寝中に暴落した。
具体的には、寝る前はＡＴＯＭの価格が1920位だったのに、起きて確認したら、一気に1720位にまで急落してしまっていた。これで一気に9万円位損したと思う。顔面蒼白になってしまった。
でも、こんなことで仕事を休む訳にはいかず、出勤しました。やはり心理的には相当にキツかったろうなあ。
なぜ急落したのかといえば、その当時世界第二位の仮想通貨取引所のＦＴＸという企業があった。んで、この企業を率いていたのはサム・バンクマンフリードという奴だった。こいつは当時まだ30歳位だったかなあ。時代の寵児と持て囃されていた。僅か三年程度で、会社を興してから業界二位にまで上り詰めていた。で、まだ30歳位なのに、資産が数兆円とかだったらしい。
が、その実態は杜撰な会計で、無駄遣いばかりしていたらしい。顧客の金を下らないことに浪費していた。まあ、所謂、流用ですね。んで、詐欺紛いというか、詐欺ですね。ＦＴＸ独自で発行している仮想通貨の価値を過大に計上して、それがバレて、にっちもさっちもいかなくなり、暴落で破綻へ、という過程だったと思う。詳しくは各自で調べてくれ。
んで、ＦＴＸがヤバイという情報が流れて、世界中のみんなが売りに走り、結果、仮想通貨全部が連動して暴落しました。んで、この時に、8万円とか9万円の損失の段階で損切しておけば良かったのにさ。「いや、この前も八万円位損したけど、保持し続けていたら回復したので、このまま我慢して耐えよう。所持し続けよう。そうすれば必ず回復するから」みたいに考えてしまった。
んで、保持し続けた。結果、その後もどんどん下落の一途でした。んで、その後、俺はこれはチャンスだと思った。たしかに今迄保持し続けていたＡＴＯＭの分の資産価値は暴落したが、ここで追加で買えば儲かるのではないか、ここが底なのだろう、と勝手に考えてしまった。んで、ＡＴＯＭが1650円位の時に、母親に頼んで、母親が俺の為に残していた金から、追加で100万円を受け取って、全額ＡＴＯＭを買いました。
だって、元々、2022年11月初旬の段階で2000円を超えていたＡＴＯＭの価格が、1650円になっていたら、超お買い得だと思うじゃん。でも、違ったのだ。この後もどんどん下がり続けた。
んで、結果、元から所持していたＡＴＯＭと、追加で買ったＡＴＯＭ、どちらも大損しましたと。最終的に、ＡＴＯＭの価格は、底値が1181円程度まで下がった。なので、絶望の境地となりました。マジでバカみたい。
この時、俺は、サム・バンクマンフリードを恨んだ。激しく恨んだ。てか、世界中の他の大勢の馬鹿な仮想通貨投資家も同様であったろう。つまり、ずっと保持し続けてしまう、損切のできない俺みたいな連中ですね。マジで損切は大事だわ。
まあ、この後、急上昇するので、底値で買えておれば、逆に大儲けできたから、サム・バンクマンフリード様、急落させてくれてありがとう！みたいに、逆に感謝出来たのだろうな。う～ん、だから、俺が仮想通貨取引に参入した時期が2022年の八月か九月だった。んで、暴落開始が2022年の11月半ば位か。んで底値が十二月末位かな。なので、あと少しズレていたら、底値の時点で参入出来ていたらと思うけど、まあ、しょうがない。後の祭りである。
マジでなあ、指導者、教えてくれる人がいればなあ。るろうに剣心の緋村剣心も師匠がいただろ。ワンピースのルフィもレイリーが師匠として二年間みっちり訓練を授けてくれただろう。このように、普通は師匠がいるだろ。師匠がいない状態で、独学で独自に技を編み出せとか、無理です。漫画の主人公でもムリなんだから、俺みたいなモブキャラが単独でなんて、そもそも無理の極みです。
まあ、でも逆に、俺が参入する前には、2022年の1月にはATOMの価格は4900円位だった。それが約半年後には800円台にまで下がっていた。ナニコレ？なぜ俺はATOMなんかに拘ってしまったのだろうか？なぜ、こんな実生活で使えないものに拘ってしまったんだ？ATOMのせいで、滅茶苦茶に損した。てか、ATOMって何？意味不明ですよ。
続く
