んで、最初の約80万円と、追加で投資した100万円の資産は、全額ATOMに突っ込んだせいで、最低期には120万円程度にまで落ち込んでいた。いや、もしかしたら、110万円台にまで下がってしまっていたかもしれない。
分かりますか？私が1ＡＴＯＭ＝1650円程度が底だと思い、超ラッキー！と思って100万円を追加投資した結果、その後も価格はダダ下がりし続けて、遂には1189円程に至った時の、あの絶望を。
こんな絶望的な感覚は、皆さんは実感する必要はない。実感しないで頂きたい。どうか私の馬鹿げた体験を読んで、損切の大切さを学んでいただきたい。
マジで馬鹿だなあ。底値の時に買えていたら良かったのになあ。でも、諦念といいますが、仕方がないと思った。かといって、今更、全て売却する気にもなれず、一部を売却する気にもなれずで、ずっとそのまま保持し続けていた。
んで、え～と、たしか年末の仕事納めの日だったかな。12月末ですね。いつものように作業場で作業をしていたら、俺の被っていたヘルメットに鳥の糞が落ちた。んで、この事象の意味をネットで調べた。俺はスピリチュアルな事象を信じていたから。まあ、今もある程度は信じているけどさ。
んで、調べたら、どうやら鳥の糞が落ちるのは奇跡的な確率らしい。んで、とても幸運なことが発生する予兆とかなんとか。本当かよ？と思いました。まあ、宝くじを一枚程度買ったかもしれないが、それは当たらなかった。買っていないかもしれいが。よく覚えていないから。
んで、その後、年が明けてから、少しずつ、ATOMを含めた仮想通貨全体の価格が回復して行った。まあ、今から思えば、この年が明ける前が底値だったから、残りの預金額を全額突っ込めば良かったのだが。しかしそれは結果が判明した今だから言えることであり、リアルタイムでは、まだ将来の価格推移なんて分からなかったので、仕方がなかった。この時はまだ、神が教えてくれる事象の意味なんて知らなかったから。
んで、価格が回復しつつも、ずっと保持はしなかった。少し上昇したら利確する、とかの繰り返しでした。が、結果的に、そのままずっと保持し続けた方が、この上昇の気流に関しては、良かった。損切はちょくちょくした方が良かったが、逆に上昇気流の時にちょくちょくと少し価格が下がったからといって利確するというやり方は、いつ何時、また再上昇するのか分からないのだから、俺の知能的には、賢いやり方ではなかった。
とはいえ、ATOMの価格が2023年の2月8日に1950位にまで上がって、漸く195万円にまで回復した。とはいえ、この時が最盛期でした。一時は115万円とかまで下がっていた資産が、追加資金投入無しで、なんとか195万円にまで達したのだ。これは奇跡みたいなものでした。まあ、逆に言えば、元からちゃんと損切をしておいて、底値の時に全額突っ込んでおれば、大儲け出来ていたのだが。
まあ、ATOMだけ取引していた訳ではなく、ATOMを全て売却したら、今度はポルカドットを買う、みたいな感じでした。てか、よくよく考えたら、ＡＴＯＭでは大して儲けられてはいない。ポルカドットで一気に半日で5万円程度儲けた、とかもあったなあ。日当が7700円なのにさ。凄いよなあ。まあ、このように、適切に取引できれば夢があった。
う～ん、でも、ここからまた最悪の下り坂なのであった。
続く
