自殺者の給料支払い明細です。
まあ、人間、自殺未遂をすれば、元の五体満足で復帰できるとは限らない。それに仮に五体満足で復帰できたとしても、医療費は莫大となろう。
そもそも医者も、大勢の患者の病気の手術や建設現場等の仕事上で起きた大怪我の手術とかで忙しいのに、通常の手術に加えて、突発的に運び込まれてきた自殺未遂者のグチャグチャになった手脚の手術をしなければならないなんて、嫌だろ。
少しは外科医のことも考えろよ。あと、睡眠薬なら外科医の世話にならないで済むと短絡的に思っているかもしれない。しかし、睡眠薬だと、横紋筋融解症という太ももの部分の筋肉が溶けてしまう病気になってしまうらしい。
なので、その場合、見た目は変わらないけど、太ももの筋肉が溶けて無くなっているので、もう二度と自分の脚では歩けないらしい。一生、車椅子かな。
わざわざ、これを買ってきたよ。
数字は適当です。
本当に手脚を失ったら、一気に働ける職場の幅が狭まるよね。
障碍者なので、弱い立場だから、ブラック企業の経営陣にこき使われてしまうかもしれないよな。
「どうせ他に行く場所なんてないんだろ?」ってな具合にな。世の中には、悪い奴等がウヨウヨいるからなあ。
片腕では、相当、職場が限られるよな。てか、障碍者雇用枠もあるけれど、給与は低いだろうなあ。
ゴミ屑経営者の餌食になってしまうかな?
んで、経営者は障害者を雇用しているということで、国からたんまり補助金を受け取り、障碍者本人には雀の涙程度の給料しか渡さないという。アホ草。
俺も後悔することは沢山あるが、今でも五体満足だから、その点は良かった。
とにかく、鋼の錬金術師の世界みたいに、肉体の神経と機械を繋げて、自由自在に動かせる機械式の手脚なんて、まだ実用化されていないのだ。自由自在に動かせない手脚、つまり義足や義手ならあるけれど。
でも、それらは自由自在には動かせないんだよなあ。
身体障碍者になれば、通常は、稼げる金額が一気に、ガクンと減るからな。だから、絶対に五体満足の方が良い。
こんなカスレベルの、時給300円とかの身になりたいのか?
だから、絶対に自殺未遂なんてしない方が得なのさ。