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[ドナーのためのハンドブック]紹介。

 私が適合通知を受けた封筒の中に入っていた、[ドナーのためのハンドブック]という冊子をご紹介します。

 

 これは、72ページ位あります。よって、全ての中身を紹介するのは骨が折れるので、やりません。つーか、中身は普通にネットで見られます。それはこちら↓

 

www.jmdp.or.jp

 

 上のリンク先で、PDFで中身は全てハッキリと見られます。よって、ここでは中身の写真は紹介しません。

 

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ドナーのためのハンドブック-表

 

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ドナーのためのハンドブック-裏

 

 まあ、PDFで全て読めるけど、一応、簡易的に中身を紹介します。

 

 まず、骨髄ドナーといっても、骨髄提供の場合と、末梢血幹細胞提供の場合があります。

 

 骨髄提供の場合

 〇自己血輸血の為の採血

 採取後の貧血を軽減する為、必要に応じて、血液を事前(提供日の1~3週間前)に採血しておく。

 

 〇骨髄採取

 通常、3泊4日程度の入院をすることになります。ドナーは採取の1~2日前に入院し、健康チェックと説明を受けます。

 

末梢血幹細胞提供の場合

 〇白血球を増やす薬(G-CSF)を注射

 3~4日の通院又は入院でG-CSFを注射すると末梢血中に造血幹細胞が流れ出します。

 

 〇末梢血幹細胞採取

 G-CSFを注射した4日目又は5日目に採取します。採取した細胞数が不十分な場合は、翌日2回目の採取をします。注射を入院で行う場合は4泊5日~6泊7日程度、通院で行う場合は2~4日間通院した後、1泊2日~3泊4日程度の入院となります。

 

[骨髄提供・末梢血幹細胞提供]共通のその後の経過

 

 骨髄・末梢血幹細胞が患者さんのもとへ

 採取した骨髄・末梢血幹細胞が、患者さんのいる病院に運ばれて移植される。

 

 ドナーは採取後、数日内で退院

 ※採取方法により異なる。

 

 採取後は数日内で退院となります。退院後は定期的にコーディネーターが電話で健康状態を確認し、また1~4週間後に健康診断を行うなど、ドナーの体調が回復するまでフォローアップします。

 

 まあ、大体、基本的にはこのような流れとなるようです。費用面のことも書かれていますので、まずはご自分でじっくりとリンク先のPDFを開いて読んでみてください。

 

 まあ、でも、多分、面倒臭がって読まないよな。分かるよ。だから、みんなが一番関心があるであろう費用面のことだけ、ちょっと掲載しておきたい。費用面の心配がなくなれば、みんな、数歩はドナー登録に積極的になるだろうから。

 

 51ページの[第5章 費用と補償]の項目に、[Ⅰ.ドナーの費用負担]の説明があります。それを以下に掲載します。

 

 ◎骨髄・末梢血幹細胞採取の為の医療費は、患者の健康保険より支払われるので、ドナーに費用は掛かりません。交通費は実費をお支払いします。

 

 1 交通費について

 各面談における交通費は実費をお支払いします。また、ドナーが採取施設に健康診断、自己血採血、G-CSF注射等の為の通院したり、入退院の際の交通費は、実費を後日ご指定の方法でお支払いします。

 原則、電車やバス等の公共交通機関をご利用ください。やむを得ない事情によりタクシーを利用した場合は、領収書の添付をお願いします。

 

 2 支度金について

 採取施設に入院する際には、5000円を支度金としてお渡しします。病衣のレンタル料やタオル、歯ブラシ、テレビカード等を購入する費用とご理解ください。

 

 【骨髄バンクで費用負担できないことの例】

 以下の費用は骨髄バンクでは負担できませんので、予めご了承下さい。

 ◎提供前に自身の健康確認の為に医療機関受診が必要となった場合の受診費用。

 ◎本人確認の為の証明書等の発行手数料、その為の交通費。

 ◎検査、入院時の休業補償給付。

 ◎検査、入院時のお子さんの保育料、家族のホテル代、レンタカー代、ペットのホテル代等。

 ◎入院中に食堂、売店等で購入した物品、食品、嗜好品等。

 ◎ドナー自身の手続きの為に必要な診断書にかかる費用。

 ◎提供後に持病(腰痛・ヘルニア等)が悪化した場合、もしくは提供後に採取との因果関係が認められない症状が現れた場合の受診・治療費用等。

 ◎提供後に発生した症状に対し、自己判断で行った民間療法等の費用。

 ◎提供後の症状により勤労が困難になった場合の生活費。

 ◎骨髄バンク団体傷害保険における後遺障害保険審査終了後の治療費等。

 ◎その他、骨髄バンクが負担できないと判断したもの。

 

まあ、あと、無いとは思いますが、一応、何かあった時の場合の為に、骨髄バンク団体傷害保険というものがあります。まあ、こちらは、何かが起きる確率は少ないので、気になる人はPDFを開いて読んでください。

 

 まあ、以上ですね。詳しくは中身を読みましょう。

 

 とにかく、私もドナーになりたかった。なりたかったので、ドナー登録したのだ。で、ドナー登録より半年後位に、適合通知が来た。しかし、家族(母親)の強硬な反対に遭い、無理だった。だから、登録を抹消した。なぜなら、母親が死ぬまで無理だからだ。そして、母親はまだまだ生きるだろうから。

 

 母親が死んで、私の結婚相手がいたとして、その女性も反対しないのなら、俺は再度、ドナー登録をするだろう。だが、現状は無理なので、再登録はしない。

 

 なので、家族の同意を得られる立場の人は、是非、ドナー登録して欲しい。勿論、実際に適合通知が来たら、仕事を休まねばならないこともあるだろう。まあ、それは裁判員制度に選ばれた場合も同様だが。ちなみに、私は裁判員制度には、今迄一度も選ばれたことはない。

 

 まあ、でも、ドナーになれば、自治体にもよるけれど、報酬が出る自治体もある。一日2万円で、合計で14万円が上限、という設定が大半ですが。まあ、なので、ソフトバンクのエリート社員とかでは、一日たったの2万円しかくれないのなら、仕事を休んで行くのは、正直、割に合わないだろう。でも、その場合は、人助けだと思ってください。

 

 まあ、今の私みたいに、非正規で、日当7700円しか貰えない立場ならば、一日2万円貰えるのならば、大幅な+だから、嬉しいだろうけど。

 

 まあ、とにかく、ドナー登録してくださいませ。よろしくお願いします。家族に拒否された私の分まで、宜しくお願いします。

 

 あと、報酬のことについて、別ページに書いておいたから。金が貰える自治体もあるから。是非、積極的に動いてね。